一級建築士|施工|耐震改修工事

一級建築士|施工|耐震改修工事 問題

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1-5-23221 あと施工アンカーの施工後の引張試験は,計算で得られたアンカー強度の2/3を確認強度とし,抜け出し等の急激な剛性低下がないことを確認する非破壊試験とした.
1-5-23222 鉄筋コンクリート造の増打ち耐震壁の増設工事において,打継ぎ面となる既存構造体コンクリートの表面については,目荒しとしてコンクリートを30mm程度斫り取り,既存構造体コンクリートの鉄筋を露出した.
1-5-23223 柱の炭素繊維巻き付け補強において,炭素繊維シートの重ね長さについては,母材破断を確保できる長さとして200mmとした.
1-5-23232 自動式低圧エポキシ樹脂注入工法によるコンクリート打放し仕上げ外壁のひび割れ部の改修において,エポキシ樹脂の注入完了後,速やかに注入器具を撤去した.
1-5-23233 既存保護層を撤去し,既存アスファルト防水層を残して行う防水改修工事において,既存アスファルト防水層の損傷箇所,継目等の剥離箇所については,切開し,バーナーで熱した後,溶融アスファルトを充填し,張り合わせた.
1-5-23234 防水改修工事におけるルーフドレン回りの処理に当たって,防水層及び保護層の撤去端部は,既存の防水層や保護層を含め,ポリマーセメントモルタルで,1/2程度の勾配に仕上げた.
1-5-24174 コンクリート打放し仕上げの外壁の改修において,コンクリート外壁部の比較的浅いはがれ,はく落の補修に当たり,ポリマーセメントモルタル充填工法を採用した.
1-5-24221 現場打ち鉄筋コンクリート造の耐震壁の増設工事において,グラウト材の品質管理として行う圧縮強度試験の供試体の材齢については,3日,7日及び28日とした.
1-5-24222 現場打ち鉄筋コンクリート造の耐震壁の増設工事において,増設壁の鉄筋の既存柱への定着については,既存柱を斫って露出させた柱主筋に,増設壁の鉄筋の端部を135度に折り曲げたフックをかけた.
1-5-24223 あと施工アンカー工事において,接着系アンカーの埋込み時に内部に空洞等があり,接着剤がコンクリート表面まであふれ出てこなかったので,アンカー筋を引き抜き,カプセルを追加して,接着剤があふれ出るようにアンカー筋を埋め込んだ.
1-5-24224 開口部がある現場打ち鉄筋コンクリート造の耐震壁の増設工事において,その壁の開口部補強筋の端部の定着をあと施工アンカーによって行うとき,特記がなかったので,埋込み長さが8da(da:アンカー筋の外径)の接着系アンカーを用いた.
1-5-24231 既存躯体のシーリングについて,防水上必要なシーリングの断面形状が確保されていなかったので,既存のシーリング材を撤去した後,ダイヤモンドカッターを用いて目地幅を拡幅し,新規にシーリング材を充填した.
1-5-24233 モルタル外壁の塗装表面に付着したエフロレッセンスについては,表面に析出した白色物質を,ワイヤーブラシで削り,水洗いによって完全に除去した.
1-5-25222 柱補強工事の溶接金網巻き工法において,流込み工法によってコンクリートを打ち込み,打込み高さ1m程度ごとに十分に締固めを行った.
1-5-25223 既存の柱と壁との接合部に耐震スリットを新設する工事において,既存の壁の切断に用いる機器を固定する「あと施工アンカー」については,垂れ壁や腰壁への打込みを避け,柱や梁に打ち込んだ.
1-5-25224 柱補強工事の連続繊維補強工法において,連続繊維シートの貼付けは,貼り付けた連続繊維シートの上面に,下塗りの含浸接着樹脂がにじみ出るのを確認してから,上塗りの含浸接着樹脂をローラーで塗布した.
1-5-25231 既存のコンクリート打放し仕上げ外壁を厚付け仕上塗材仕上げとする改修工事において,下地調整については,コンクリート壁の目違いをサンダー掛けで取り除き,下地調整塗材の塗付けは省略した.
1-5-25232 砂付あなあきルーフィングを用いる絶縁工法によるアスファルト防水層の改修工事において,施工時の降雨に対する養生方法の特記がなく,新規防水層の2層目のルーフィング張りまで終えたので,1日の作業終了後,シートによる降雨に対する養生は省略した.
1-5-25233 モルタル塗り仕上げ外壁の浮き部分の改修工事において,アンカーピンニング全面エポキシ樹脂注入工法を用いたので,全ネジ切りアンカーピンを固定するために使用するエポキシ樹脂の種類を硬質形,粘性による区分を低粘度形とした.
1-5-25234 既存のウレタンゴム系塗膜防水を撤去せず新規にウレタンゴム系塗膜防水を施す改修工事において,既存防水層のふくれ部分については,カッターナイフで切除し,ポリマーセメントモルタルで平滑に補修した.