建築士について


建築士って何をする人?

建築士は、建築物の設計をして、その設計通りに実施をされているか工事監理をします。 また、設計前の調査、企画や役所の各種手続き業務も行います。

建築士の資格

建築士には,一級建築士二級建築士木造建築士の3種類があり,集会場や百貨店など一定の規模以上の建物の設計は, 一級建築士しか行えません。 一級建築士は、国土交通大臣の免許を受け、二級建築士,木造建築士は都道府県知事の免許を受けて設計・工事監理等の業務を行います。
また、高度な専門能力を必要とする一定の建築物の構造設計/設備設計については関し、構造設計一級建築士/設備設計一級建築士の関与(自ら設計する、または。法適合確認を行う)が義務付けられています。 構造設計一級建築士、設備設計一級建築士の資格を得るためには、一級建築士として5年以上構造設計、設備設計に従事した後、構造設計、設備設計、法適合確認に関する講習を修了することが必要です。

建築士って儲かるの?

現在,約1億2600万人(総務省統計局)ですが,2030年には1億1500万人,2060年には8600万人になると言われています. 人口減少と同時に,空き家問題も顕在化してきました.人が減り,建物が余りはじめてきたのです. それによって,建築士が活躍できる場は,狭まるのでしょうか.答えは逆です.建築士が活躍できる場は広がります. 今後,都心部にある既存建物を再利用するリノベーション需要や,地方都市のコンパクトシティー化が進むことが予想されているためです. 現在,建築業界は深刻な人手不足に悩まされており,雇用条件も厚遇されはじめました. 一級建築士資格を有する場合,毎月の資格手当が5〜10万円も支給される企業も増えています.

受験資格など

受験資格などの詳細については,「建築士試験について」をご覧ください.