問題番号:1-5-24231(一級建築士|施工|耐震改修工事)
質問
既存躯体のシーリングについて,防水上必要なシーリングの断面形状が確保されていなかったので,既存のシーリング材を撤去した後,ダイヤモンドカッターを用いて目地幅を拡幅し,新規にシーリング材を充填した.
解説
答え:○
建築改修工事監理指針 シーリング改修工事において,既設シーリング材撤去の上,同種又は異種のシーリング材を再充填する工法のことを,シーリング再充填工法いい,一般的に行われている改修工事である. 具体的な手順としては, 1.被着体の接着面に沿ってカッターナイフ等を入れ,シーリング材を切り取る. 2.清掃を行い,コンクリート等の目地で,軽微な欠陥部は,あらかじめポリマーセメントモルタル等で補修しておく. 3.目地部に既存シーリング材や油分が残っている場合は,これらが接着面となるため,事前に接着性の試験を行う.
建築改修工事監理指針 シーリング改修工事において,既設シーリング材撤去の上,同種又は異種のシーリング材を再充填する工法のことを,シーリング再充填工法いい,一般的に行われている改修工事である. 具体的な手順としては, 1.被着体の接着面に沿ってカッターナイフ等を入れ,シーリング材を切り取る. 2.清掃を行い,コンクリート等の目地で,軽微な欠陥部は,あらかじめポリマーセメントモルタル等で補修しておく. 3.目地部に既存シーリング材や油分が残っている場合は,これらが接着面となるため,事前に接着性の試験を行う.