一級建築士|施工|鉄骨工事

一級建築士|施工|鉄骨工事 問題

NO 問題
1-5-23131 高力六角ボルトの締付けにおいて,座金は内側に面取りのある側を表とし,ナットは等級の表示記号のある側を表として取り付ける.
1-5-23132 両面とも摩擦面としての処理を行ったフィラープレートの材質は,母材の材質にかかわらず,400N/mm2級の鋼材でよい.
1-5-23133 溶融亜鉛めっき高力ボルトの一次締めトルクは,M16が約150N・mとし,M20とM22が約200N・mとする.
1-5-23134 490N/mm2級以上の高張力鋼及び曲げ加工される400N/mm2級の鋼材の外面には,溶接により溶融する箇所又は切断等により除去される箇所を除いて,ポンチやたがねによる打痕を残してはならない.
1-5-23141 板厚25mm以上のSN400材の鋼材の組立溶接については,被覆アーク溶接により行い,低水素系の溶接棒を使用した.
1-5-23142 組立溶接については,溶接部に割れが生じないように,必要で十分な長さと4mm以上の脚長をもつビードを適切な間隔で配置した.
1-5-23144 溶接部の表面割れは,割れの範囲を確認したうえで,その両端から20mm程度除去し,船底型の形状に仕上げてから補修溶接した.
1-5-24131 建築物の倒れの管理許容差を,高さの1/4,000に7mmを加えた値以下,かつ,30mm以下とした.
1-5-24132 鉄骨の建方に先立って行うベースモルタルの施工において,ベースモルタルの養生期間を,3日以上とした.
1-5-24133 柱脚において,通り心と構造用アンカーボルトの位置のずれの管理許容差を,±3mmとした.
1-5-24134 鋼材の加熱曲げ加工を行うに当たり,鋼材の温度を約300℃とした.
1-5-24142 トルシア形高力ボルトの本締めについては,専用のレンチを用いてピンテールが破断するまでナットを締め付けた.
1-5-24143 柱梁接合部において,エンドタブの切断については,特記がなかったので,行わなかった.
1-5-24144 完全溶込み接合部の内部欠陥の検査方法として,超音波探傷検査を行った.
1-5-24184 アルミニウム合金製の手摺の取付けにおいて,部材伸縮の目安(温度差40℃の場合)を1m当たり1mm程度として,伸縮調整部を8mごとに設けた.
1-5-24242 打撃曲げ試験‐スタッド溶接
1-5-25034 ガスシールドアーク溶接において,梱包を解いた後,数日間適切に保管したソリッドワイヤについては,ワイヤの表面に錆がなかったので,そのまま使用した.
1-5-25131 錆止め塗装において,工事現場溶接を行う部分の両側それぞれ100mm程度の範囲及び超音波探傷試験に支障を及ぼす範囲については,工場塗装を行わなかった.
1-5-25132 鉄骨製作工場における鉄骨の孔あけ加工において,設備配管用貫通孔の径が80mmであったので,孔あけ用のアタッチメントを取り付けた手動ガス切断機を用いて貫通孔部を円形に切断した.
1-5-25133 スタッド溶接において,施工に先立ち,適切に溶接条件を設定するため,スタッドの径の異なるごと,午前と午後それぞれ作業開始前に2本の試験スタッド溶接を行い,曲げ角度15度の打撃曲げ試験を行った.
1-5-25134 トルシア形高力ボルトの締付けの確認において,ナット回転量に著しいばらつきの認められるボルト群については,その群のすべてのボルトのナット回転量を測定して平均回転角度を算出し,平均回転角度±30度の範囲のものを合格とした.
1-5-25141 寸法精度の受入検査は,鉄骨製作業者が行う社内検査記録の書類審査とし,特に必要とする場合は製品を抜取り,寸法を測定する対物検査とする.
1-5-25142 鉄骨製作工場における鉄骨の工作において,高力ボルト用孔の孔あけ加工はドリルあけとし,接合面をブラスト処理する場合には,ブラスト処理後にドリルあけ加工する.
1-5-25143 柱梁接合部の梁端溶接部において,入熱量が大きく,かつ,パス間温度が高過ぎると接合部の強度や変形能力が低下することがあるので,溶接作業中に入熱量とパス間温度の管理を行う.
1-5-25144 デッキ合成スラブの効果を考慮した合成梁において,デッキプレートと鉄骨梁との接合は,頭付きスタッドが特記されている場合,焼抜き栓溶接を省略できる.
1-5-25212 鉄骨造の柱脚部を基礎に緊結するために設置するアンカーボルトについては,特記がなかったので,二重ナット締めを行ってもボルトのねじが3山以上突出する高さで設置した.
1-5-25241 スカラップ 鋼構造部材の溶接接合部において,2方向からの溶接線が交差するのを避けるために,片方の部材に設ける部分的な円弧状の切欠き