一級建築士|構造|基礎構造

一級建築士|構造|基礎構造 問題

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1-4-23211 直接基礎の基礎スラブの構造強度を検討するときには,一般に,基礎スラブの自重及びその上部の埋戻し土の重量は含めない.
1-4-23212 圧密沈下のおそれのある軟弱地盤において,軟弱地盤中の摩擦杭と地盤の相対変位が生じない場合には,負の摩擦力を考慮しなくてもよい.
1-4-23213 圧密沈下によって生じる杭の負の摩擦力による杭先端の地盤支持力及び杭先端の材料強度を検討するとき,地震時等の短期的な鉛直荷重については考慮しなくてもよい.
1-4-23214 直接基礎の擁壁において,土圧や水圧等の水平力に対する抵抗力は,一般に,「基礎底面の摩擦力又は粘着力」と「基礎根入れ部分の受働土圧」との合計とする.
1-4-23221 地盤の液状化がなく,偏土圧等の水平力が作用していない建築物の直接基礎は,地震による水平力に対し,基礎底面と地盤との摩擦による抵抗できると考えられている.
1-4-23222 地下室を有する建築物の杭基礎において,建築物と地盤を一体とした解析等で検討した場合を除き,基礎スラブ底面における地盤の鉛直支持力と杭の鉛直支持力は加算しない.
1-4-23223 地下室を有する建築物の杭基礎において,地震による水平力は,地下外壁を介して地中に伝達される水平力と杭が負担する水平力とに分けることができる.
1-4-23224 一様地盤中にある杭及び地盤を弾性と仮定した杭頭固定の杭において,地盤,杭工法及び杭頭に作用する水平力が同じ場合,杭径が小さいほど,杭に発生する曲げモーメントは大きくなる.
1-4-23232 一般に,砂質土は,標準貫入試験のN値が大きいほど内部摩擦角は大きくなり,粘性土は,N値が大きいほど粘着力は大きくなる.
1-4-24202 直接基礎は,地震時の上部構造からの水平力に対し,液状化などの地盤破壊がなく,かつ,偏土圧等の水平力が作用していなければ,基礎底面と地盤との摩擦により抵抗できると考えられる.
1-4-24211 同一砂質地盤において,直接基礎の底面に単位面積当たり同じ荷重が作用する場合,一般に,基礎底面が大きいほど,即時沈下量は小さくなる.
1-4-24212 直接基礎における地盤の許容支持力は,一般に,基礎の根入れ深さが深いほど大きくなる.
1-4-24221 液状化のおそれのない層に設置する杭の極限鉛直支持力は,杭の種類や施工法に応じた極限先端支持力と極限周面摩擦力との和で表すことができる.
1-4-24222 杭の引抜き抵抗力の計算においては,杭の自重を考慮することができるが,地下水位以下の部分については,浮力による低減を考慮する.
1-4-24223 同じ地盤に埋設される長い杭において,杭に作用する水平力,杭の種類及び杭径が同じ場合,杭頭の固定度が高いほど,杭頭の水平変位は大きくなる.
1-4-24231 擁壁の転倒に対する検討においては,安定モーメントが常時の土圧等による転倒モーメントの1.5倍を上回ることを確認する.
1-4-25241 一様な地盤における水平地盤反力係数は,一般に,杭径が大きくなるほど小さな値となる.
1-4-25242 長い杭において,杭の曲げ剛性,杭径及び作用する水平力が同じであれば,杭頭の水平変位は,水平地盤反力係数が大きいほど大きくなる.
1-4-25243 地震時に液状化する可能性のある地盤においては,液状化の程度に応じて水平地盤反力係数を低減させる必要がある.
1-4-25244 群杭基礎の水平地盤反力係数は,一般に,各杭を単杭とみなしたときの水平地盤反力係数の総和よりも小さな値となる.