問題番号:1-4-24202(一級建築士|構造|基礎構造)
質問
直接基礎は,地震時の上部構造からの水平力に対し,液状化などの地盤破壊がなく,かつ,偏土圧等の水平力が作用していなければ,基礎底面と地盤との摩擦により抵抗できると考えられる.
解説
答え:○
液状化などの地盤破壊がない場合には,直接基礎は基礎底面と地盤との摩擦により抵抗できる.滑動抵抗の算定に用いる基礎底面の摩擦係数は,基礎底面の状態や地盤条件・施工条件を考慮し土質試験などを実施して求めることが望ましい.摩擦係数としては,支持層となる地盤のせん断抵抗を基に決定することになるが,土質試験などを実施しない場合には,概ね0.4〜0.6の範囲の値を採用すればよい.建築基礎構造設計指針 5章(この問題は,コード「19145,23221」の類似問題です.)
液状化などの地盤破壊がない場合には,直接基礎は基礎底面と地盤との摩擦により抵抗できる.滑動抵抗の算定に用いる基礎底面の摩擦係数は,基礎底面の状態や地盤条件・施工条件を考慮し土質試験などを実施して求めることが望ましい.摩擦係数としては,支持層となる地盤のせん断抵抗を基に決定することになるが,土質試験などを実施しない場合には,概ね0.4〜0.6の範囲の値を採用すればよい.建築基礎構造設計指針 5章(この問題は,コード「19145,23221」の類似問題です.)