一級建築士|環境設備|省エネルギー

一級建築士|環境設備|省エネルギー 問題

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1-2-23101 Low-Eガラスは,日射の短波長域の反射率を高めたガラスであり,冷房負荷を低減させる効果がある.
1-2-23104 天井の高いアトリウムでは,大きな上下温度差が生じやすいため,空調ゾーンを居住域に限定することも検討する必要がある.
1-2-23121 空調運転開始後の予熱・予冷時間において,外気取入れを停止することは,一般に,省エネルギー上有効である.
1-2-23122 データセンターの空調設備には,年間冷房,顕熱負荷主体,年間連続運転という特徴があり,計画地の気象条件によっては,外気冷房や冷却塔フリークーリングが効果的な省エネルギー手法として考えられる.
1-2-23124 省エネルギー性能の高い冷凍機を選定するためには,定格時の成績係数だけでなく,年間で発生頻度が高い部分負荷時の成績係数も考慮する必要がある.
1-2-23202 建築・設備の省エネルギー計画の基本は,第一に建築的手法により熱負荷の軽減や自然を活用すること,第二に性能の高い設備を構築し,適正に運転・管理することである.
1-2-23203 LCA(ライフ・サイクル・アセスメント)は,製品の生涯を通しての環境側面及び潜在的環境影響を評価するものであり,環境影響の領域として,資源利用,人の健康及び生態系への影響が含まれる.
1-2-23204 再生可能エネルギー源には,太陽光,風力,水力,バイオマス,地熱等がある.
1-2-24104 データセンターのエネルギー効率を定量的に評価する指標PUE(Power Usage Effectiveness)は,「データセンター全体のエネルギー消費量」を「IT機器のエネルギー消費量」で除した値であり,その値が小さいほど省エネルギー性が高い.
1-2-24111 氷蓄熱方式は,一般に,水蓄熱方式に比べて,蓄熱槽容量を小さくすることができる.
1-2-24164 太陽光発電システムのうち系統連系システムは,系統(商用電力)と連系して当該需要家への電力の安定供給を図るもので,蓄電池を蓄えることにより,停電時に非常用電源として使用可能な防災形システムもある.
1-2-24193 地下水の温度は,一般に,夏期には外気の温度よりも低く,冬期には外気の温度よりも高いので,ヒートポンプの熱源に地下水を利用すると,外気を用いる場合に比べてエネルギー効率が高い.
1-2-24194 コージェネレーション方式の発電用の原動機としては,一般に,ガスエンジン,ディーゼルエンジン又はガスタービンが使用される.
1-2-24204 都市のヒートアイランド現象は,「建築物や自動車からの排熱」,「建築物や地盤への日射の蓄熱」,「蒸発冷却を促す緑地や水面の減少」等により引き起こされる.
1-2-25134 蓄熱式空調システムでは,建築物の冷房負荷が小さくなる中間期の冷房においても,冷房負荷の大きい夏期と同様に,冷凍機の成績係数を高く維持することが可能である.
1-2-25171 太陽光発電システムの構成要素の一つであるパワーコンディショナは,インバータ,系統連系保護装置及び蓄電池が組み合わされたものである.
1-2-25172 自家発電設備であるコージェネレーション設備は,排熱を有効利用することで総合エネルギー効率(低位発熱量基準)を70〜80%に向上させ,省エネルギー効果を図ったものである.
1-2-25173 鉛蓄電池等の電力貯蔵設備の主な用途・目的は,負荷や受電電力の平準化,自然エネルギー発電の平準化,停電時の非常用電源,瞬時電圧低下や停電の補償等である.
1-2-25174 BEMSは,室内環境とエネルギー性能の最適化を図るため,設備の省エネルギー制御やLCC削減等の運用支援等を行うビル管理システムである.
1-2-25201 CASBEEにおいて,建築物の設備システムの高効率化評価指標として用いられるERRは,「評価建物の省エネルギー量の合計」を「評価建物の基準となる一次エネルギー消費量」で除した値である.
1-2-25202 35年寿命を想定した一般的な事務所ビルのライフサイクルCO2においては,「運用段階のエネルギー・水消費によるCO2排出量の占める割合」より,「設計・建設段階及び廃棄段階によるCO2排出量の占める割合」のほうが大きい.
1-2-25204 日本におけるZEB(ネット・ゼロ・エネルギー・ビル)とは,建築物における一次エネルギー消費量を,建築物・設備の省エネ性能の向上,エネルギーの面的利用,オンサイトでの再生可能エネルギーの活用等により削減し,年間での一次エネルギー消費量が正味(ネット)でゼロ又は概ねゼロとなる建築物である.