一級建築士|構造|鋼材・金属

一級建築士|構造|鋼材・金属 問題

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1-4-23292 建築構造用ステンレス鋼材に定めるSUS304Aの基準強度は,板厚が40mm以下のSN400Bと同じである.
1-4-23293 炭素鋼のシャルピー衝撃試験において,試験温度を低くしていき,ある温度以下になると吸収エネルギーが急激に低下し,脆性破壊を起こしやすくなる.
1-4-23294 リン(P)や硫黄(S)は,鋼材や溶接部の靭性を改善するために添加される元素であり,多いほうが望ましい.
1-4-24291 炭素鋼,ステンレス鋼(SUS304材),アルミニウム合金の線膨張係数の大小関係は,炭素鋼>ステンレス鋼>アルミニウム合金である.
1-4-24292 調質鋼は,製造工程において焼入れ焼戻しの熱処理を行った鋼材である.
1-4-24293 鋼材を板厚の3倍程度の曲げ半径で,冷間曲げ加工を行うと,強度が上昇し,変形性能が素材と比較し低下する.
1-4-24294 炭素鋼は,硫黄の含有量が少ないほど,シャルピー吸収エネルギー及び板厚方向の絞り値は大きくなる.
1-4-25291 熱間圧延鋼材の強度は,圧延方向(L方向)や圧延方向に直角な方向(C方向)に比べ,板厚方向(Z方向)は小さい傾向がある.
1-4-25292 建築構造用圧延鋼材(SN材)には,A,B,Cの三つの鋼種があるが,いずれもシャルピー吸収エネルギーの規定値がある.
1-4-25293 (一社)日本鉄鋼連盟製品規定「建築構造用冷間ロール成形角形鋼管」に適合するBCR295材の降伏点又は耐力の下限値は,295N/mm2である.
1-4-25294 建築構造用ステンレス鋼材SUS304Aは,降伏点が明確ではないので,0.1%オフセット耐力を基に基準強度を定めている.