問題番号:1-4-23293(一級建築士|構造|鋼材・金属)
質問
炭素鋼のシャルピー衝撃試験において,試験温度を低くしていき,ある温度以下になると吸収エネルギーが急激に低下し,脆性破壊を起こしやすくなる.
解説
答え:○
シャルピー衝撃試験は切欠き試験片に衝撃力をかけて,破壊に要したエネルギーの大小によって衝撃破壊に対する抵抗力を評価するものである.シャルピー衝撃値が大きい(吸収エネルギーが大きい)ほど,破壊に要するエネルギーが大きくなり,強く粘り強い材料である.なお,試験温度を低くしていき,ある温度以下になると吸収エネルギーが急激に低下し,脆性破壊を起こしやすくなる.建築構造用鋼材および金属系素材素材に関する技術資料4章(この問題は,収録過去問題に類似しない新出問題です.)
シャルピー衝撃試験は切欠き試験片に衝撃力をかけて,破壊に要したエネルギーの大小によって衝撃破壊に対する抵抗力を評価するものである.シャルピー衝撃値が大きい(吸収エネルギーが大きい)ほど,破壊に要するエネルギーが大きくなり,強く粘り強い材料である.なお,試験温度を低くしていき,ある温度以下になると吸収エネルギーが急激に低下し,脆性破壊を起こしやすくなる.建築構造用鋼材および金属系素材素材に関する技術資料4章(この問題は,収録過去問題に類似しない新出問題です.)