問題番号:1-5-25243(一級建築士|施工|防水工事)

質問

脱気装置 アスファルト露出防水絶縁工法においては,下地面の水分を外気に拡散させ,防水層のふくれを防止する装置

解説

答え:○
JASS8 脱気装置とは,下地面の湿気を防水層の外部に排出させる装置のことである. 絶縁工法による露出防水では,太陽熱により加熱されて下地に含まれている水分が気化し,防水層を押し上げて膨れが発生することがあるので,脱気装置により外部に排出させることが有効である.一方,密着工法の場合は,下地と防水層とが全面的に密着しているので,脱気装置により外部に排出させることはほとんど意味がない.よって正しい.(この問題は,コード「03151」の類似問題です.)