問題番号:1-5-24124(一級建築士|施工|PCa工事)
質問
寒冷地において,冷結融解作用を受けるおそれがあったので,プレキャスト部材に使用するコンクリートにAE剤を用いた.
解説
答え:○
JASS10 プレキャスト部材に用いるコンクリートの調合としては,加熱養生を行うことが多いため,急激な温度上昇によりコンクリート中の空気が膨張し,ひび割れなどを引き起こすことが懸念されるため,基本的にはコンクリートの空気量はなるべく少なくすることが望ましい.しかし,凍結融解作用に対する抵抗性の向上などのためにAE剤などの空気連行性を有する混和材料を使用して所定量の空気を連行する場合には,加熱養生における前養生時間を長くする,温度上昇勾配を緩やかにする,最高温度を低くするなどの配慮が必要である.よって正しい
JASS10 プレキャスト部材に用いるコンクリートの調合としては,加熱養生を行うことが多いため,急激な温度上昇によりコンクリート中の空気が膨張し,ひび割れなどを引き起こすことが懸念されるため,基本的にはコンクリートの空気量はなるべく少なくすることが望ましい.しかし,凍結融解作用に対する抵抗性の向上などのためにAE剤などの空気連行性を有する混和材料を使用して所定量の空気を連行する場合には,加熱養生における前養生時間を長くする,温度上昇勾配を緩やかにする,最高温度を低くするなどの配慮が必要である.よって正しい