問題番号:1-5-24063(一級建築士|施工|土工事・山留工事)

質問

釜場工法は,床付け面から発生する湧水を集め,ポンプで排水する工法であり,湧水に対して安定性の低い地盤において,ボイリングを防止する効果がある.

解説

答え:×
JASS3  根切り底付近に地下水を多く含んだ砂質地盤がある場合,ボイリングを生じる可能性があり,水替を釜場工法とすることは,掘削場内外の大きな地下水位(水頭)差による,砂質地盤の掘削底面付近の上向きの浸透流を呼び起こすもとともなり,対策としては不適当である.よって誤り.(この問題は,コード「14073,18072」の類似問題です.)