問題番号:1-4-25263(一級建築士|構造|鉄筋コンクリート構造)
質問
鉄筋コンクリート造の建築物の柱の剛性評価において,腰壁と柱とが接する部分に完全スリットを設ける場合は,腰壁部分の影響を無視してもよい.
解説
答え:○
腰壁や垂れ壁の付いた鉄筋コンクリート構造の短柱は,長柱に比べて剛性が大きくなり,曲げ破壊よりもせん断破壊が先行し,耐力は大きいものの脆性的な破壊を生じやすくなる.その対策として,柱際に完全スリット等を設けて腰壁や垂れ壁との縁を切り,短柱とならないようにする方法もある.建築物の構造関係技術基準解説書(この問題は,コード「19125,22242」の類似問題です.)
腰壁や垂れ壁の付いた鉄筋コンクリート構造の短柱は,長柱に比べて剛性が大きくなり,曲げ破壊よりもせん断破壊が先行し,耐力は大きいものの脆性的な破壊を生じやすくなる.その対策として,柱際に完全スリット等を設けて腰壁や垂れ壁との縁を切り,短柱とならないようにする方法もある.建築物の構造関係技術基準解説書(この問題は,コード「19125,22242」の類似問題です.)