問題番号:1-4-25224(一級建築士|構造|地盤・土質)

質問

スウェーデン式サウンディング試験による地盤の許容応力度の算定は,比較的小規模な建築物に用いられ,長期許容応力度の上限値が規定されている.

解説

答え:○
スウェーデン式サウンディングは,最も簡易な試験方法で,ロッドの先にスクリューポイントを取り付け,所定の載荷による貫入量を測定したり,載荷状態でスクリューを回転させて一定量を貫入させるに要する半回転数を測定するもので,土の締まり具合や硬軟,土層構成が判定できる.しかし,ハンマーを落下させてロッドを地中に貫入させる試験方法(標準貫入試験)とは異なり,土質サンプルなどを採取することができないため,比較的小規模な建築物の地盤調査に用いられ,長期許容応力度の上限値が規定されている.建築基礎設計のための地盤調査計画指