問題番号:1-4-25221(一級建築士|構造|地盤・土質)

質問

支持力係数による算定式により,地盤の許容応力度を求める場合,一般に,短期許容応力度は長期許容応力度の2倍にはならない.

解説

答え:○
支持力係数による算定式により,地盤の許容応力度を求める場合,「基礎に作用する荷重の鉛直方向に対する傾斜角θ」が影響する傾斜角θは常時荷重,地震力など,設計の条件ごとに変化するものであり,通常は短期と長期でθが異なるため,短期と長期の許容応力度の関係は,単純に2倍とはならない.建築物の構造関係技術基準解説書(この問題は,収録過去問題に類似しない新出問題です.)