問題番号:1-4-25192(一級建築士|構造|鉄骨構造)
質問
引張力を負担する筋かいを保有耐力接合とするためには,筋かいの軸部の降伏耐力より,筋かい端部及び接合部の破断耐力を大きくする必要がある.
解説
答え:○
筋かい材にある程度の塑性変形を期待し,現実的な設計を行うため,端部および接合部の破断耐力は,筋かい材の降伏耐力より十分大きくしなければならない.また,設計上必要とするものより大きい断面の筋かいを用いた場合にも,その断面に対して降伏耐力を算定し,端部および接合部の設計を行わなければならない.建告(昭55)第1791号,建築物の構造関係技術基準解説書(この問題は,コード「14162,22164」の類似問題です.)
筋かい材にある程度の塑性変形を期待し,現実的な設計を行うため,端部および接合部の破断耐力は,筋かい材の降伏耐力より十分大きくしなければならない.また,設計上必要とするものより大きい断面の筋かいを用いた場合にも,その断面に対して降伏耐力を算定し,端部および接合部の設計を行わなければならない.建告(昭55)第1791号,建築物の構造関係技術基準解説書(この問題は,コード「14162,22164」の類似問題です.)