問題番号:1-4-25181(一級建築士|構造|鉄骨構造)

質問

突合せ継手において,梁フランジは,一般に,通しダイアフラムを構成する鋼板の厚みの内部で溶接しなければならない.

解説

答え:○
建告(平12)1464号において,ダイアフラムと梁フランジの食い違いは零にしなければならないことが規定されており,H形鋼の精度,角形鋼管とダイアフラムの溶接におけるダイアフラムの傘折れおよびその他の施工誤差を考慮すると,ダイアフラムの板厚は梁フランジの板厚の2サイズアップ(約6mm)が望ましい.また,内ダイアフラムの場合も同様に考える.建告(平12)1464号,冷間成形角形鋼管設計・施工マニュアル(この問題は,コード「16173」の類似問題です.)