問題番号:1-4-25153(一級建築士|構造|鉄筋コンクリート構造)
質問
1階をピロティとしたので,地震時に1階に応力が集中しないように,1階の水平剛性を小さくした.
解説
答え:×
他の層と比べて剛性・強度が低い層(ピロティ層)を持つ建築物において,ピロティ柱が直上の耐力壁より先に壊れてしまう(崩壊メカニズムを形成する)と,ピロティ部分の階と直上の耐力壁のある階とも崩壊してしまう.よって,直上の耐力壁がピロティ柱より先に壊れる(崩壊メカニズムを形成する)ようにし,ピロティ階の構造部材は十分な強度と靭性を確保する.建築物の構造関係技術基準解説書(この問題は,コード「10212,21124」の類似問題です.)
他の層と比べて剛性・強度が低い層(ピロティ層)を持つ建築物において,ピロティ柱が直上の耐力壁より先に壊れてしまう(崩壊メカニズムを形成する)と,ピロティ部分の階と直上の耐力壁のある階とも崩壊してしまう.よって,直上の耐力壁がピロティ柱より先に壊れる(崩壊メカニズムを形成する)ようにし,ピロティ階の構造部材は十分な強度と靭性を確保する.建築物の構造関係技術基準解説書(この問題は,コード「10212,21124」の類似問題です.)