既存鉄筋コンクリート造建築物の第一次診断において，建築年数のほか，建築物の変形や壁・柱のひび割れ等を考慮して，経年指標Tを決定した．

答え：○
構造耐震指標（Is）の計算に用いる経年指標Tは，構造体に生じているひび割れ，変形，老朽化等の構造的欠陥が，建物の耐震性に及ぼす影響を評価しようとする指標である．よって，変形，壁・柱のひび割れ，火災経験，用途，建築年数，仕上状態等を考慮して決定する．既存鉄筋コンクリート造建築物の耐震診断基準同解説（この問題は，収録過去問題に類似しない新出問題です．）