問題番号:1-4-24192(一級建築士|構造|鉄骨鉄筋コンクリート構造)

質問

大梁の終局せん断強度は,鉄骨部分と鉄筋コンクリート部分のそれぞれについて計算した終局せん断強度の和とした.

解説

答え:○
通常の鉄骨鉄筋コンクリート部材では鉄骨とコンクリートの付着強度はきわめて小さいので,部材に大きいせん断力が繰り返して作用した場合には,鉄骨部材と鉄筋コンクリート部材は別々になり,それぞれが曲げとせん断に抵抗する.鉄骨部も鉄筋コンクリート部も曲げ破壊となる場合は,鉄骨鉄筋コンクリート部材は「曲げ破壊」と見なすが,鉄骨部材と鉄筋コンクリート部材のどちらかが曲げ破壊でも,どちらかがせん断破壊となる場合,および鉄骨部材と鉄筋コンクリート部材の両方がせん断破壊となる場合は,鉄骨鉄筋コンクリート部材は「せん断破壊」と