柱の短期荷重時のせん断力に対する検討に当たっては，鉄骨部分と鉄筋コンクリート部分の許容耐力の和が，設計用せん断力を下回らないものとした．

答え：×
柱及び梁の短期荷重時のせん断力に対する設計は，鉄骨部分と鉄筋コンクリート部分の許容せん断力がそれぞれ負担する設計用せん断力を下回らないようにする．ここで，鉄骨部分と鉄筋コンクリート部分の短期設計用せん断力は，それぞれの部分が負担している曲げモーメントの比率で負担するものとする．また，鉄筋コンクリート部分の短期許容せん断力は，せん断破壊に対する値とせん断付着破壊に対する値のうち，小さい方の値とする．鉄骨鉄筋コンクリート構造計算規準・同解説18条（この問題は，コード「23192」の類似問題です．）