問題番号:1-4-24142(一級建築士|構造|鉄筋コンクリート構造)

質問

柱及び梁の剛性の算出において,ヤング係数の小さなコンクリートを無視し,ヤング係数の大きな鉄筋の剛性を用いた.

解説

答え:×
鉄筋コンクリート部材の曲げ剛性の算定においては,断面二次モーメントはコンクリート断面を,ヤング係数はコンクリートの値を用いることが多い.なお,鉄筋の影響を考慮し,鉄筋をヤング係数比n倍のコンクリート断面に置き換えた「等価置換断面二次モーメント」を用いることはあるが,ヤング係数の値として,ヤング係数の大きな鉄筋の剛性を用いることはない.(この問題は,コード「21133」の類似問題です.)