問題番号:1-4-24134(一級建築士|構造|鉄筋コンクリート構造)
質問
建築物の使用上の支障が起こらないことを確認しなかったので,厚さ250mmの床版の短辺方向及び長辺方向に,上端筋及び下端筋としてそれぞれD13のスラブ筋を300mm間隔で床版全面に配筋した.
解説
答え:×
普通コンクリートに用いた床スラブの正負最大曲げモーメントを受ける部分においては,引張鉄筋は,D10以上の異形鉄筋あるいは鉄線の径が6mm以上の溶接金網を用いる.異形鉄筋を用いる場合,短辺方向鉄筋の間隔は200mm以下,長辺方向鉄筋の間隔は300mm以下,かつスラブ厚さの3倍以下とする.また,スラブ各方向の全幅について,鉄筋全断面積のコンクリート全断面積に対する割合は0.2%以上とする.よって誤り.鉄筋コンクリート構造計算規準・同解説18条(この問題は,コード「12125,18122」の応用問題です.)
普通コンクリートに用いた床スラブの正負最大曲げモーメントを受ける部分においては,引張鉄筋は,D10以上の異形鉄筋あるいは鉄線の径が6mm以上の溶接金網を用いる.異形鉄筋を用いる場合,短辺方向鉄筋の間隔は200mm以下,長辺方向鉄筋の間隔は300mm以下,かつスラブ厚さの3倍以下とする.また,スラブ各方向の全幅について,鉄筋全断面積のコンクリート全断面積に対する割合は0.2%以上とする.よって誤り.鉄筋コンクリート構造計算規準・同解説18条(この問題は,コード「12125,18122」の応用問題です.)