問題番号:1-4-24074(一級建築士|構造|荷重・外力)

質問

風圧力における平均風速の高さ方向の分布を表す係数は,一般に,「極めて平坦で障害物がない区域」より「都市化が極めて著しい区域」のほうが小さい.

解説

答え:○
風速は,地表面との摩擦によって鉛直方向にも風速が変化し,地表面付近ほど風速は減少するなど当該区域の地表面の状況に大きく影響される.平均風速の高さ方向の分布係数は,「極めて平坦で障害物がない区域」(地表面粗度区分I)より「都市化が極めて著しい区域」(地表面粗度区分?)の方が小さい.建告(平12)1454号,建築物の構造関係技術基準解説書(この問題は,コード「16083」の類似問題です.)