問題番号:1-4-23204(一級建築士|構造|構造計画)

質問

プレストレストコンクリート造は,一般に,鉄筋コンクリート造に比べて,ひび割れ発生の可能性が低い.

解説

答え:○
プレストレストコンクリート造は,コンクリートにあらかじめプレストレストを導入しているため,部材にほとんど引張応力度が生じない.従って,引張力によるひび割れ発生の可能性は低く,耐久性は鉄筋コンクリート造よりも高い.また,上方にたわむようにプレストレストを与えることで,下方へのたわみを制御できるため,一般の鉄筋コンクリート造に比べて大きなスパンが可能である.(この問題は,コード「20222」の類似問題です.)