問題番号:1-4-23191(一級建築士|構造|鉄骨鉄筋コンクリート構造)

質問

鉄骨鉄筋コンクリート構造において,架構の靭性を高めるため,柱の軸圧縮耐力に対する崩壊メカニズム時の軸方向力の比が小さくなるように設計した.

解説

答え:○
柱の靭性を高めるためには,柱の軸圧縮耐力に対する軸圧縮力の比が小さくなるように設計する.柱の靭性を確保するためには,地震時の軸方向力は,「柱の全断面積にコンクリートの設計基準強度を乗じた値の1/3」と「鉄骨部分の断面積に鉄骨の許容圧縮応力度を乗じた値の2/3」の和(軸圧縮耐力)以下とする.鉄骨鉄筋コンクリート構造計算規準・同解説(この問題は,コード「20151」の類似問題です.)