問題番号:1-4-23182(一級建築士|構造|鉄骨構造)
質問
板厚6mm以上のプレス成形角形鋼管(BCP材)の通しダイアフラム形式の柱材を用いた建築物の「耐震計算ルート2」において,最上階の柱頭部及び1階の柱脚部を除くすべての接合部については,BCP柱材に対し,梁曲げ耐力の和が柱曲げ耐力の和の1.5倍以上となるように設計した.
解説
答え:×
プレス成形角形鋼管(BCP)は,冷間成形により加工した角形鋼管である.「耐震計算ルート2」において,特別な調査,研究によらない場合,最上階の柱頭部及び1階の柱脚部を除くすべての接合部については,BCP柱材(厚さ6mm以上のものに限る)に対し,柱曲げ耐力の和が梁曲げ耐力の和の1.5倍以上となるように設計しなければならない.このことは柱に十分な余力を持たせて,梁端部に塑性ヒンジを形成させることを考慮しての規定である.建告(昭55)第1791号第2の三号(この問題は,収録過去問題に類似しない新出問題です.)
プレス成形角形鋼管(BCP)は,冷間成形により加工した角形鋼管である.「耐震計算ルート2」において,特別な調査,研究によらない場合,最上階の柱頭部及び1階の柱脚部を除くすべての接合部については,BCP柱材(厚さ6mm以上のものに限る)に対し,柱曲げ耐力の和が梁曲げ耐力の和の1.5倍以上となるように設計しなければならない.このことは柱に十分な余力を持たせて,梁端部に塑性ヒンジを形成させることを考慮しての規定である.建告(昭55)第1791号第2の三号(この問題は,収録過去問題に類似しない新出問題です.)