問題番号:1-4-23181(一級建築士|構造|鉄骨構造)

質問

板厚6mm以上のプレス成形角形鋼管(BCP材)の通しダイアフラム形式の柱材を用いた建築物の「耐震計算ルート1」において,BCP柱材に対し,地震力による柱応力の割増しを行い,許容応力度計算を行った.

解説

答え:○
耐震計算ルート1の計算は,構造規模が比較的小さい建築物で,標準層せん断力係数を0.3以上とし,筋かい材の端部・接合部が破断しないことを確かめる.このとき,構造耐力上主要な部分のうち冷間成形により加工した角形鋼管(厚さ6mm以上のものに限る)の柱にあっては,柱がBCP材の場合は,基本的には,柱及び梁の接合部の構造方法を内ダイアフラム形式(ダイアフラムを落とし込む形式としたものを除く)の場合は1.1以上,内ダイアフラム形式(ダイアフラムを落とし込む形式としたものを除く)以外の場合は1.2倍以上,地震時応力を割