問題番号:1-4-23163(一級建築士|構造|鉄骨構造)

質問

根巻き形式柱脚において,根巻き部分の高さを柱幅(柱の見付け幅のうち大きいほう)の2.5倍とし,根巻き頂部のせん断補強筋を密に配置した.

解説

答え:○
鉄骨柱の根巻型柱脚において,根巻き部分(鉄筋コンクリート造)のせん断降伏を防ぎ,曲げ降伏を先行させるためには,せん断補強が十分にできる根巻きの高さを確保しなければならない.根巻きの高さは柱径の2.5〜3倍とする.また,根巻の上端部に大きな力が集中して作用するので,帯筋でコンクリートを十分拘束する.建告(平12)第1456号二イ,建築物の構造関係技術基準解説書(この問題は,コード「17173」の類似問題です.)