問題番号:1-3-24092(一級建築士|法規|用語の定義)

質問

地上2階建ての病院(当該用途に供する2階の部分の床面積の合計が400平米で,その部分に患者の収容施設があるもの)に用いられる準耐火構造の柱にあっては,通常の火災による火熱が加えられた場合に,加熱開始後45分間構造耐力上支障のある変形,溶融,破壊その他の損傷を生じないものでなければならない.

解説

答え:○
「令107条の2」に「準耐火構造に要求される準耐火性能」の解説が載っており,そこに「?.非損傷性」(一号),「?.遮熱性」(二号),「?.遮炎性」(三号)の3つの性質別に必要な性能が順に規定されている.ここをわかりやすく解説すると,「?.非損傷性」とは「火災が起きた際,一定時間壊れないこと.」,「?.遮熱性」とは「火災が起きた際,一定時間熱が他の部分へ伝わらないこと.」,「?.遮炎性」とは「建物内部で火災が起きた際,建物の外に火炎をださないこと.」をいう.問題文は「非損傷性」についての記述であるため,「一