問題番号:1-3-23122(一級建築士|法規|構造)

質問

建築物の実況によらないで,基礎の垂直荷重による圧縮力を計算する場合,映画館の客席(固定席)で,基礎のささえる床の数が3のときは,床の積載荷重として採用する数値を2,400N/平米とすることができる.

解説

答え:×
「令85条1項」の表中,「映画館の客席(固定席)」は(五)項用途に該当し,建築物の実況によらないで,基礎の垂直荷重による圧縮力を計算する場合,(ろ)欄より,床の積載荷重は2,600N/平米とわかる.また,「令85条2項」に「柱又は基礎の垂直荷重による圧縮力を計算する場合においては,(ろ)欄の数値はそのささえる床の数に応じて,そこにある表の数値を乗じた数値まで減らすことができる.ただし,1項の表中(五)項用途においては,この緩和措置を適用できない.」とある.ゆえに,「室の床の積載荷重として採用する数値」=2