問題番号:1-3-23114(一級建築士|法規|構造)

質問

設計基準強度が21N/mm2以下のコンクリートの場合,圧縮の材料強度は,短期に生ずる力に対する圧縮の許容応力度の1.5倍である.

解説

答え:○
「令97条」に「コンクリートの材料強度」について規定されており,そこにある「表」より「設計基準強度をF(21N/mm2以下)とした場合,圧縮の材料強度はF」とわかる.また,「令91条」に「コンクリートの許容応力度」の解説が載っており,そこにある「表」より「設計基準強度をFとした場合,短期に生ずる力に対する圧縮の許容応力度は,2F/3(長期許容応力度F/3の2倍)」とわかる.ゆえに,圧縮の材料強度は,短期に生ずる力に対する圧縮の許容応力度の1.5倍(3/2)である.(この問題は,コード「03104」の類似問