問題番号:1-2-25193(一級建築士|環境設備|その他)
質問
一般的な事務所ビルにおいて,水槽類を除く建築設備機器を同一階に設置する場合,局部震度法による設計用標準震度は,防振装置を付した機器のほうが大きい値となる.
解説
答え:○
局部震度法による設計用標準震度(設計用地震力による方法で建築非構造部材の耐震に関する性能を評価する場合に,建築非構造部材の重量に乗じて設計用地震力を求めるための係数)は,防振装置(防振ゴム,コイルばね等)を付した機器のほうが,応答加速度は小さくなるが,応答変位は大きくなるため,地震力の割増が必要となり,その係数は,大きい値となる.(この問題は,収録過去問題に類似しない新出問題です.)
局部震度法による設計用標準震度(設計用地震力による方法で建築非構造部材の耐震に関する性能を評価する場合に,建築非構造部材の重量に乗じて設計用地震力を求めるための係数)は,防振装置(防振ゴム,コイルばね等)を付した機器のほうが,応答加速度は小さくなるが,応答変位は大きくなるため,地震力の割増が必要となり,その係数は,大きい値となる.(この問題は,収録過去問題に類似しない新出問題です.)