問題番号:1-2-24154(一級建築士|環境設備|電気設備)

質問

同一の照明器具配置において,適正照度維持制御(センサーにより自動的に設定照度へ調光する制御)の適用の有無による照度の差は,ランプの清掃の直前,又はランプの交換の直前の時点で最小となる.

解説

答え:○
従来の光束法では,経年変化等に伴う光束低下を見込んで保守率を想定し,あらかじめ,3〜4割程度高い照度が得られるように配置するため,過剰照度となる.これに対し,適正照度維持制御(センサーにより自動的に設定照度へ調光する制御)を導入した場合,常に設定照度へ調光されるため,両者の照度差は,ランプ清掃の直後,又は,交換の直後に最大となる.(この問題は,コード「15223」の類似問題です.)