問題番号:1-2-24071(一級建築士|環境設備|音響)

質問

施工性に優れるボード直張り工法(コンクリートにせっこうボードを接着剤で点付けする方法)は,せっこうボードを張り付けることによって壁体全体の面密度が高くなるにもかかわらず,一般に,遮音等級Dによる評価は低下する.

解説

答え:○
ボード直張り工法(通称:GL工法)は,壁体全体の面密度は高くなるが,コンクリート壁とボードの間の空間部分に入射した音が,太鼓のように共鳴(共振)して増幅されるため,一般に,遮音等級Dによる評価は低下する.(この問題は,収録過去問題に類似しない新出問題です.)