問題番号:1-2-23194(一級建築士|環境設備|電気設備)

質問

最近のロープ式エレベーターでは,交流可変電圧変周波数制御方式(インバータ制御方式)に比べて,滑らかな速度制御と着床精度に優れる交流帰還制御方式が多数を占めている.

解説

答え:×
交流電源を半導体で直流に変換し,それを更に半導体で交流に変換し,電圧と周波数とを同時に制御することで適性なトルクコントロールを行い,常に最適走行を確保する交流可変電圧可変周波数制御(VVVF)方式のエレベータを「インバータエレベータ」といい,現在,エレベータの80%以上はこの方式を採用している.尚,既存の交流帰還制御方式のエレベーターをインバータ制御方式に改修することで,大幅な省エネ効果が期待できる.(この問題は,コード「21193」の類似問題です.)