問題番号:1-1-25104(一級建築士|建築計画|都市計画)

質問

T.ガルニエによる「工業都市」は,住居地域を緑地帯によって工業地域から分離させたものであり,生活と労働の両面に対応した近代性を備える都市の提案である.

解説

答え:○
トニー・ガルニエによる「工業都市(1917)」は,人口は35,000人の架空の都市を想定し,住居地域を緑地帯によって工業地域から分離させたものであり,生活と労働の両面に対応した近代性を備える架空の都市の提案である.都市間を結ぶ高速道路や幹線道路,鉄道からなる交通インフラのサーキュレーションシステム,沿岸に設けられた港湾施設など,これらが都市構造として分離配置された都市機能を支えるという近代都市を提起している.(この問題は,収録過去問題に類似しない新出問題です.)