一級建築士|建築計画|都市計画

一級建築士|建築計画|都市計画 問題

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1-1-23051 ボンエルフは,自動車の速度を低く抑え,厳密な歩車分離をせずに歩行者と自動車が共存できるようにした街路空間である.
1-1-23052 都市部にある建築物の屋上に高反射性塗料を塗ることにより,ヒートアイランド現象を抑制する効果が期待できる.
1-1-23053 公開空地は,一般に開放され,日常自由に利用できる敷地内の広場のことであり,歩道状の空地やアトリウム空間を含まない.
1-1-23091 街区公園は,主として街区内の居住者が利用することを目的とした公園であり,誘致距離250m,面積0.25haを標準としている.
1-1-23092 近隣公園は,主として近隣住区計画における2〜3住区の居住者が利用することを目的とした公園であり,誘致距離1km,面積を4haを標準としている.
1-1-23093 総合公園は,都市住民全般を対象とし,休息,鑑賞,散歩,遊戯,運動等に利用することを目的とした公園であり,都市規模に応じて面積10〜50haを標準としている.
1-1-23094 運動公園は,都市住民全般を対象とし,主として運動に利用することを目的とした公園であり,都市規模に応じて面積15〜75haを標準としている.
1-1-23101 地方自治体が都市計画の案を作成する際には,必要に応じて,住民の意見を反映させるために公聴会等を開催する.
1-1-23102 地方自治体が作成した都市計画の案に対する住民の意見は,案の縦覧期間後に意見書を提出することにより,都市計画審議会において検討される.
1-1-23103 地方自治体が定めるまちづくり条例において,近年では,住民発意の計画を実現化する仕組みを設ける自治体が増えている.
1-1-23104 法律に基づかない任意のルールであるまちづくり協定やまちづくりガイドラインは,一般に,地域の独自性を反映させやすい.
1-1-24051 ケヴィン・リンチは,著者「都市のイメージ(The Image of the City)」(1960年)において,都市空間から抽出されるイメージを構成する要素として,移動路(path),境界(edge),地区(district),結節点(node),目印(landmark)の五つを提示した.
1-1-24052 ゴードン・カレンは,著者「都市の景観(The Concise Townscape)」(1971年)において,都市の景観の価値を,歩行者によって体験されるシークエンスの中に見いだそうとした.
1-1-24053 ロバート・ヴェンチューリは,著者「ラスベガス(Learning from Las Vegas)」(1972年)において,ラスベガスの都市景観の多様な空間要素を記号論的な視点から分析した.
1-1-24054 クリストファー・アレグザンダーは,著者「パタン・ランゲージ(A Pattern Language)」(1977年)において,都市空間における人々の行動がツリー構造で説明できることを示した.
1-1-24091 近隣住区は,一般に,小学校が一校成立する程度の人口を単位としたものである.
1-1-24092 ラドバーン方式は,住宅地計画における人と車を分離する設計手法である.
1-1-24093 クルドサックは,車の折り返し場所を終端部にもつ袋小路である.
1-1-24094 ブキャナンレポートは,日本をはじめとする諸外国にも取り入れられた住宅供給政策に関する報告書である.
1-1-24101 都心地区の商業活動を活性化させることを目的とした歩行者モールは,人と車の交通形態により「オープンモール」,「セミクローズドモール」,「クローズドモール」に分類される.
1-1-24102 タウンモビリティシステムは,中心市街地をバリアフリー化して車いすや電動スクーター等を貸し出し,歩行困難者の外出機会の拡大だけでなく,市街地の活性化を促す仕組みの一つである.
1-1-24103 LRT(Light Rail Transit)は,都市内の交通渋滞の緩和や環境問題の解消を図るうえで有効な公共交通機関として,欧米を中心に導入されている新しいタイプの路面電車システムである.
1-1-24104 パークアンドライドシステムは,一般に,郊外の鉄道駅等に設置された駐車場を利用し,都心部まで公共交通機関を利用することによって,中心市街地へ流入する車の交通量を抑制する仕組みである.
1-1-25091 フランスの首都であるパリは,城壁を取り除いた跡に環状のブールヴァールを造り,それに放射状の幹線を追加して,交通の利便性の向上と都市景観の形成を図る計画案に基づいている.
1-1-25092 オーストラリアの首都であるキャンベラは,三つの都市機能(中央官庁街,市政庁,業務商業機能)を三角形の頂点に相当する位置に配置して都心部を構成し,その外側を郊外住宅地とする計画案に基づいている.
1-1-25093 ブラジルの首都であるブラジリアは,ジェット機形の平面形状をもち,機体の胴体に相当する部分を住居地域,翼に相当する部分を政治的中枢地域とする計画案に基づいている.
1-1-25094 アメリカの首都であるワシントンD.C.は,ポトマック川から国会議事堂に至る軸に象徴的な役割をもたせ,格子状街路に放射状街路を組み合わせた計画案に基づいている.
1-1-25101 丹下健三研究室による「東京計画1960」は,求心・放射型の都市構造の閉鎖性を否定し,都市軸の概念を導入することによって開放的な線形発展を可能にするという都市構造の提案である.
1-1-25102 バックミンスター・フラーによる「ジオデシック・ドーム」は,地球上の都市域が連担し,地球全体が都市のネットワークによって覆われるという世界都市を示す概念の提案である.
1-1-25103 ル・コルビュジエによる「輝く都市」は,地表面を開放し,空中に持ち上げた高層建築と道路の機能区分の明瞭さが特徴的な都市の再開発計画の提案である.
1-1-25104 T.ガルニエによる「工業都市」は,住居地域を緑地帯によって工業地域から分離させたものであり,生活と労働の両面に対応した近代性を備える都市の提案である.
1-1-25111 CPTED(Crime Prevention Through Environmental Design)は,心理学的効果を考えた設計によって,犯罪抑止効果を高める計画手法である.
1-1-25112 TOD(Transit Oriented Development)は,明確な歩車分離に基づき,自動車交通の効率化を最大限に活かす計画手法である.
1-1-25113 コンパクトシティは,市街地の無秩序な拡大を抑制しながら,都市地域の環境整備に重点を置き,環境的・経済的持続性を高める都市モデルである.
1-1-25114 ストリートファニチャーは,街路や広場等の屋外空間で使用されるベンチ・柵・水飲み場等の工作物等の総称である.