問題番号:1-1-24043(一級建築士|建築計画|各部寸法)

質問

パネル状のものが並んで面をなす構成材群(畳,天井パネル等)は,一般に,シングルグリッドにしたがって配列すると構成材間の互換性が高くなる.

解説

答え:○
建築部材や設備,設計・施工まで建築生産の全体にわたり,基本単位となる寸法を定め,所定のモデュールで割り付けられた位置に納まるようにすることを「モデュラーコーディネーション」という.これにより,部材の互換性などが増し,コストダウン,建築生産の合理化などに繋がる.また平面上の区割が容易なため,用途変更などに対応しやすく,フレキシビリティーに富む.「シングルグリッド」及び「ダブルグリッド」があり,いずれも構成材間の互換性が高くなる.(この問題は,コード「14141」の類似問題です.)