問題番号:1-1-23044(一級建築士|建築計画|建築計画)

質問

マリオン方式のメタルカーテンウォールは,一般に,上部又は下部のファスナーをスライドさせることにより,地震時の層間変位に追従することができる.

解説

答え:×
「マリオン方式」とは,マリオン(方立)と呼ばれる部材を上下の床(もしくは梁)の間に掛け渡し,そこにガラスやスパンドレルパネルをはめ込むものであり,これらの組み立て作業を現場で行うものを「ノックダウン方式」という.尚,問題文は「スライド方式(スウェイ方式)」の記述であり,PCカーテンウォールのように内面剛性の高い(歪みにくい)パネルの取付けに用いられる.(この問題は,「施工」20.「外装・塗装工事」のコード「15225」の類似問題です.)