問題番号:1-1-23034(一級建築士|建築計画|公共建築)

質問

東京駅丸の内駅舎(東京都千代田区)は,辰野金吾が設計した赤レンガのファサードをもつ駅舎であり,総合設計制度を適用して未利用容積を別の敷地に売却して事業費を捻出し,戦災により焼失した部分の復元を行っている.

解説

答え:×
東京駅丸の内駅舎(東京都千代田区)は,辰野金吾の設計により1945年に竣工した赤レンガのファサードをもつ駅舎であり,戦災により南北のドーム,屋根等を焼失し,戦後,3階建てから2階建てへ修復された.2002年に特例容積率適用地区制度の指定を受け,未利用容積を周辺の複数のビルに売却して事業費を捻出し,戦災により焼失した部分の復元,地階の増床及び免震工事等が行われている.(この問題は,収録過去問題に類似しない新出問題です.)