島田博一建築設計室

建築設計で、常に貫いてきたポリシーは、シンプルな形態でありながら
複雑な空間構成であること。空間は幾何学的なキューブやボックスを
３次元的（断面）に構築し、連続性のある多義的な内部空間・外部空間
を創り出すことが設計コンセプトの根幹となっています。
内部空間と外部空間の境界領域に存在するあいまいな半屋外空間、
あるいは内部と外部が逆転するトポロジカルな性質をもつダイナミックな
空間構成など、その両義性こそが空間の拡張や豊かな空間を創造する
手掛かりになると考えています。