問題番号:1-5-25054(一級建築士|施工|地盤調査)
質問
標準貫入試験の結果から得られたN値により,粘性土の地盤の内部摩擦角や相対密度を推定した.
解説
答え:×
建築基礎設計のための地盤調査計画指針 標準貫入試験(JIS A 1219-93)は砂質土の密実土(締め固まり度合い)や粘性土の強さを知ると同時に,土試料を採取できる試験法であり,試験方法の簡便さと経済性に優れていることから土質調査の主流となっている.標準貫入試験から求められたN値から想定される土の性質は,砂質土の場合は相対密度・変形係数・動的性質であり,粘性土の場合は硬軟の程度・一軸圧縮強度である.粘性土ではなく砂質土の内部摩擦角や相対密度を推定するので誤り.(この問題は,コード「05053,14054」
建築基礎設計のための地盤調査計画指針 標準貫入試験(JIS A 1219-93)は砂質土の密実土(締め固まり度合い)や粘性土の強さを知ると同時に,土試料を採取できる試験法であり,試験方法の簡便さと経済性に優れていることから土質調査の主流となっている.標準貫入試験から求められたN値から想定される土の性質は,砂質土の場合は相対密度・変形係数・動的性質であり,粘性土の場合は硬軟の程度・一軸圧縮強度である.粘性土ではなく砂質土の内部摩擦角や相対密度を推定するので誤り.(この問題は,コード「05053,14054」