問題番号:1-2-25063(一級建築士|環境設備|日影)

質問

北緯35度の地点において,東西方向に長い同じ高さの集合住宅が南北に二棟並ぶ場合,全住戸で冬至の日の日照時間を4時間確保するには,集合住宅の高さの約2倍の隣棟間隔が必要である.

解説

答え:○
東西方向に長い同じ高さの集合住宅が南北に二棟並ぶ場合に,冬至の日の日照時間を4時間(影が一番短くなる南中時の前後2時間,10時から14時まで)確保するには,冬至の日の日影曲線で,南北方向の影倍率が約1.75倍であることがわかる.問題文には「高さの約2倍の隣棟間隔」とあるため,許容の範囲であると考えられる.(この問題は,コード「13041」の類似問題です.)