問題番号:1-1-25021(一級建築士|建築計画|建築士)

質問

「タッセル邸(V.オルタ)」と「アール・デコ」は,近代の建築作品とその特徴の組合せとして正しい.

解説

答え:×
「タッセル邸(ヴィクトル・オルタ,1893,ベルギー)」はアール・ヌーヴォー様式の代表作である.「アール・ヌーヴォー」は,19世紀末にベルギーやフランスを中心に広まった芸術運動であり,動植物をモチーフとした有機的な自由曲線の組合せを鉄・ガラスを用いて表現している.一方,「アール・デコ」は,アール・ヌーボーに続き,1910年代半ばから1930年代にかけて流行した装飾様式であり,幾何学図形をモチーフとした記号的表現や原色による対比表現などの特徴がある.(この問題は,コード「22033」の類似問題です.)