問題番号:1-1-23022(一級建築士|建築計画|建築士)

質問

ピサ大聖堂は,ラテン十字形のプランをもち,会堂部は五廊式,袖廊部は三廊式,交差部に楕円形のドームをもつイタリアのロマネスク建築である.

解説

答え:○
ピサ大聖堂(11世紀〜)は,ラテン十字形のプランをもち,会堂部は五廊式,袖廊部は三廊式,交差部に楕円形のドームをもつイタリアのロマネスク建築である.大小3つのバシリカを結合し,上部の壁面に円柱を並べた小アーケードを4層に重ねる外観,ビザンチンのモザイク,イスラムの尖塔アーチ,古代ローマの列柱など各種の建築要素を融合させたイタリア・ロマネスク建築の代表のひとつである.(この問題は,収録過去問題に類似しない新出問題です.)