問題番号:1-1-24123(一級建築士|建築計画|住宅・集合住宅)

質問

菊竹清訓邸のスカイハウス(1958年)は,4枚の壁柱によって正方形の主室を空中に持ち上げ,HPシェルの屋根を設けた構成で,住宅生産の工業化の利点を生かし,設備等の更新を可能とする「ムーブネット」を取り付けた住宅である.

解説

答え:○
「スカイハウス(菊竹清訓,1958,RC造2階建)」は,居住部分(1辺が約10mの正方形のワンルームのガラス張り空間)が4枚の壁柱により空中に持ち上げられており,台所,浴室,収納などの設備を装置化し,取替えや位置の変更が可能な「ムーブネット」として本体に取り付けた計画である.後年,子供室等は,本体に吊り下げられる形で増設された.(この問題は,コード「20082」の類似問題です.)