問題番号:1-1-24122(一級建築士|建築計画|住宅・集合住宅)

質問

増沢洵邸(1952年)は,戦後の極限的小住宅の先駆けとなった事例であり,1階の鉄筋コンクリート造のコアの上の木造部分に,最小限必要な要素を収めた住宅である.

解説

答え:×
増沢洵自邸(1952)は,吹抜けを全面開口として,その南面から障子を透かして柔らかな光を室内に落としこむ,1.5×1間を構成の単位とした2階建ての木造住宅である.池辺陽による「立体最小限住宅」とともに,戦後の極限的小住宅の先駆けとなった歴史的事例である.よって誤り.(この問題は,収録過去問題に類似しない新出問題です.)