問題番号:1-1-23063(一級建築士|建築計画|各部寸法)

質問

都市部に計画する事務所とホテルからなる複合施設において,事務所の基準階の階高を4.2m,ホテルの客室の基準階の階高を3.3mとした.

解説

答え:○
一般的に,都市部に立地する事務所とホテルからなる建築物の場合,ホテルを上層,事務所を下層に配した高層建築物として計画されることが多い.その際,下層の事務所部分については,梁せいが大きくなり,空調ダクト等の関係上,天井懐は1m以上必要となる.天井高を3m程度確保するためには,階高を4m程度で設定する.また,ホテルの場合,高層部に配されるため梁せいは小さくてすみ,天井懐は,700程度あればよい.天井高も,2.5m程度確保すれば足りるため階高は,3.2m程度で設定する.ただし,近年では,より高い天井高の空間が好