問題番号:1-1-23023(一級建築士|建築計画|建築士)

質問

アミアン大聖堂は,身廊部・袖廊部ともに三廊式であり,内陣に周歩廊と放射状祭室とをもつフランスの盛期ゴシック建築である.

解説

答え:○
アミアン大聖堂(13世紀〜)は,身廊部・袖廊部ともに三廊式であり,内陣に周歩廊と放射状祭室とをもつフランスの盛期(古典)ゴシック建築である.盛期ゴシックでは,飛梁を巧みに使用しステンドグラスの高窓の面積を拡大することで荘厳なミサ典礼を演出する.細い付柱から天井のリブまでが呼応し重厚な石の天井を細い線状の柱で支えるような垂直性を強調することで昇天を喚起させる空間となっている.(この問題は,収録過去問題に類似しない新出問題です.)